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【金曜のバカ】 越谷オサム

金曜のバカ金曜のバカ
(2010/01/30)
越谷 オサム

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タイトルの破壊力。で、『どんな作家さんで、内容はどんなんだろ?』とか思いながら読み始めたら!?
グイッグイッと来ましたよ速球が!いいなぁ、この文体。『とくにこのあたり、

県道から外れて国道に突き当たるまでの間なんて、途中土の道だもん。
車輪の音がシャーからドコドコに変わるの。』って細かいローカルな描写なんて、

つい嬉しくてウンウン頷いちゃいましたもん。それにしても破天荒なストーリーだな全く。
本を読んでると結構頻繁に『よくもまぁ、こんな展開を思い付いてくれました!』と

作家さんに拍手を贈りたくなるんだけど、これはもう拍手喝采を盛大に上げたいです。
こんな出来事が実際に起きたら僕は嬉しい。前向きな気分になり読了。次の作品は、と…。

『星とミルクティー』おやおや、この人正統派な文体でも行けるのですね。しみじみいいなぁ。青春だ。
ボーイミーツガールが奇跡的だ。ラスト部分見事過ぎです。

では、真ん中に位置した短編『この町』行ってみよう。主人公は四国松山に住む高一の男の子。
東京に強い憧れを持っている反面、故郷松山の町を、

夏目漱石の『坊っちゃん』でボロクソにディスられてる田舎町だと鬱屈した思いを抱いてる。
そんな彼は、正月休みをこっそり彼女のマミと連れだって、夜行バスを使った東京行きを企んでる。

思春期と、故郷の町への反発の感情が甘酸っぱく、名物のポンジュースみたいでした。
さて、次なる作品『僕の愉しみ彼女のたしなみ』はどうかな?帯文には過去に傷のある恐竜オタクの主人公の、

新たな彼女との初のデートが何故か【史上最大の恐竜博】となっている。大丈夫かな?と思ってると…。
あれよあれよ、と言う間に2人の間が接近する様な出来事が!何処と無く、

途中までミステリアスだった彼女が次第に主人公相手に打ち解けていく感じが、素晴らしく良かったです。
次でいよいよラスト作品。【ゴンとナナ】の登場です。

海岸に柴犬のゴンを連れて散歩にやってきた女子高生ナナ。しばらく前部活を退部してから、
ずっと日課の散歩で気を紛らわしてるのだけれど、厄介な闖入者に付きまとわれ、

変な噂も流され気分は沈む一方で…。そんなナナを犬の視点から観察し、心を痛めている老犬ゴンの、
生まれてからこれまでのナナちゃんへの思いがけない温かい心根の吐露が、

何とも言えず良くて、ホロリと来ました。全体を通じ設定が風変わりで型破りな筋書きの作品ばかりだけど、
笑えて、その後穏やかな気持ちになれる短編集でした。読んで良かった~!!


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福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

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