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【天球儀とイングランドの魔法使い】 マリー・ルツコスキ

天球儀とイングランドの魔法使い (創元推理文庫)天球儀とイングランドの魔法使い (創元推理文庫)
(2011/02/12)
マリー・ルツコスキ

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本が好き!さんから献本いただきました。ありがとうございます!!!

その本と自分との間の相性を図る時、まず大切なのは冒頭の一文が自分に迫って来るかどうかだ。
その点に於いて、この小説は最適だと言わざるを得ないだろう。何しろ、全ての始まりの出だしが

『朝からなんだかいやーな日というのがある。だれにでもある。』ってんだから!
果してこれから主人公の身の上にどれほどの波瀾万丈な物語が待っているのだろう!?と

問い質したくなるのも至極当然ではないか!!主人公は十三歳の女の子ペトラ・クロノス。
ボヘミアに住み暮らしてる。が、ある日突然、襲って来た、正体不明の怪物の手により、

生死の境をさ迷うことになる。しかし、次にペトラが目覚めた時に居た場所は遥かな異国である、
イングランドにある館の中だった。その館の主の名はジョン・ディー。

敵か味方か、の疑念を上手くかわす怪しげな男だ。ディーの館でペトラを待ち受けていたのは、
幽閉されての剣術、魔法の修行の日々だった。面白いと思ったのは、壮大なスケールの、

シリーズ第二部なので、主人公ペトラが未だに自分の能力を把握しておらず、
各章が進む度に、彼女の中に秘められていた才能が、次々に開花していく様子をつぶさに観察出来た事だ。

そして、早速目覚めた彼女の才能は、大英帝国宮廷に巻き起きる、様々な陰謀の原因追求へと結び付いていく。
謎から謎へ筋書きは進むので、読み続けるのにハラハラドキドキ、常に手に汗握る状況だった。

このファンタジーに、更に奥深い要素を与えているのが、ある空間から、
ある空間へと一瞬で飛んで行けるリフトの存在だ。世界中のリフトを司る、二つで一対のグローブ、

地球儀と天球儀の行方を巡る攻防も物語りの重要な鍵となる。
行方不明のペトラを探しに旅に出たトミックと、ロマの少年で海賊でもある、

魔法の指の持ち主インドラニールとが、リフトの悪戯か偶然に互いを知らぬまま、ライバルになったりして。
最終的に、謎はどの様に解けるのか?大英帝国内に渦巻く陰謀の糸をペトラがどのように

断ち切るのかが見物だと思う。冒険活劇と、ミステリを、二つ一挙に楽しめるオススメの本です!


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福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

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