スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【笑う茶碗】 南伸坊

笑う茶碗笑う茶碗
(2004/09/28)
南 伸坊

商品詳細を見る


南伸坊さんが好きだ。名前からして好きだ。ミナミ・シンボー。南に伸びる坊や。実に明るい響きがある。
次にシンボーさんが興味を持つ物や、独特な間合いで書かれる文章の小気味良さが好きだ。

何て言うのか、こう触れていて愉快になるのだ。そんなシンボーさんの今作品も、
実に、実に、興味深い、日々の出来事が綴られていた。何回聴いても、

聴いた端から忘れてしまう青梅の名前の由来や、散歩中、隣町の公園で遭遇した草笛おじさん、
その名も草笛光夫さんについての、とりとめのない考察や、

自家製のグリーンピースを育てて拵えたマメごはんの美味しさや…、
題材となるものは他愛のない素朴な物。でも、シンボーさんの筆にかかると、

それが極上のエッセイへと変身を遂げるのだから本当に恐れ入る。
只でさえ面白く出来ているシンボーさんのエッセイ。

その内容に更なるユーモアと暢気さを運ぶスパイスとして、
シンボーズオフィスのレクリエーション部長でもある、ツマの文子さんが登場してくる。

しんちゃんとツマの掛け合い風の呼吸が、これ又味わい深いのだ。
しんちゃんとツマ、二名分の好奇心で、奥行きも、広がりも、何もかも軽々と二倍以上になっているのだ。

この本選んで得したなぁ、と、口許がニタニタするのを感じた。
凸凹二人組は家庭の居間から中国の僻地まで、自分たちのワクワクする

アンテナが働いた場所へなら何処へでも出掛けて行く。それにしてもまぁ、
何とオモロイ夫婦なんだろうか!?どれもこれも着眼点が個性的なのだが、

中でも特に印象深いエピソードとタイトルを紹介したく思う。
『蓮の花がポン!といってひらくかどうか調査団』を結成して、事実究明に乗り出した

【月食と蓮の香】この調査団の、笑える名前、にも関わらず、
あくまでも大マジメな態度である所に拍手を贈りたい。

中国の僻地に住む、ナシ族と言う民族に逢いに行った珍道中
【トンパ文字】言葉が通じない同士だからこその抱腹絶倒なコミュニケーションの取り方をする

ツマの姿が逞しい。『しんちゃんに、蛍のたくさん飛んでるとこ、見せてあげたいねえ』という訳で
企画された、長崎県の五島列島への蛍ツアー。蛍初心者の、しんちゃん夫婦と、

現地の人との蛍観の仕方にズレがあることが仄かに可笑しい
【ホタルがいっぱい】シンボー夫妻のエピソードは旅先だけではない。

年末に、夫婦揃って扮装し、写真に収め拵える『写真年賀状』
その準備をしている時に夫婦ケンカをしたらどうなるかを詳細に描いた

【おかめひょっとこ】の話は想像して吹き出してしまった…。
お気に入りの話が多過ぎて、歯止めが効かなくなったが、

理想の夫婦の姿が過不足なく書かれてある一冊であることは間違いない。
自信を持ってオススメする次第である!!

◎過去書評にも気軽にコメント下さいませ。一冊の本について話が交わせる事を嬉しく思います◎

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ読んで気に入って下さったら応援宜しくお願い致します!励みにして書き続けます。

【SNS 本カフェについて】親愛なる皆様へ
「本カフェ」は、本好きさんが集まるSNS読了本、お譲りします!もOPEN!!!
↑ご希望の方は『新規登録』をクリックし会員登録を行なって下さい。

テーマ : オススメ本
ジャンル : 小説・文学

コメント

Secret

SNS「本カフェ」参加中!

ランキングに参加しています!

にほんブログ村 小説ブログ エッセイスト志望へ

プロフィール

花房雨

Author:花房雨
藤長聖子です。

皆様、お友達になって下さいね。お声かけてくれたら嬉しいです。
初めてこのブログを読まれる方は、こちらから読まれてくださいね。

【ラブ&シェアについて】親愛なる皆様へ

【藤長聖子のプロフィール】

≪O型・おひつじ座≫≪1979・3・26生まれ≫≪持病・バセドウ氏病≫

≪好きな人たち↓≫

作家:よしもとばなな・吉本隆明・田口ランディ・西原理恵子・角田光代・山崎ナオコーラ 音楽:THE BLUE HEARTS・大貫妙子・松任谷由実・池田綾子・S.E.N.S 画家:デナリ・ダリ・シャガール・バスキア 映画:アマデウス・サイダーハウス・ルール・ハリーとトント・めがね・ビリー・ワイルダー 落語:立川談春

福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

◎このブログ・私たちは著作権を放棄しておりません◎

イラスト等を使用されたい場合はメールにてご連絡下さいませ♪

love_heartgraffiti★yahoo.co.jp ★を@に変えてご連絡下さい。

※あきらかに当ブログと関係のないと思われるコメント・TBや『これはひどいなぁ』と行き過ぎを感じさせるコメント・TBは削除させて頂く場合があります。ご了承下さいませ。

メールお待ちしています☆

名前:
メール:
件名:
本文:

HEARTGRAFFITIのすべて

ご訪問ありがとう!

☆検索☆

ジーナフウガの一冊入魂レビュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。