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【ホット・ロック】 ドナルド・E.ウエストレイク

ホット・ロック (角川文庫)ホット・ロック (角川文庫)
(1998/09)
ドナルド・E. ウエストレイク

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矢鱈めっぽう面白い!帯の謳い文句にある様に、二転三転する展開に、ハラハラドキドキする一冊だ。
天才的な犯罪プランナー、その名もドートマンダー。彼に寄せられた依頼は、

アフリカにある2つの小国家の間で部族の威信を懸け、
奪いあいを続けているバラボモ・エメラルドを奪還して欲しいという内容。

成功報酬は1人頭3万ドルで、上限は15万ドルまで、つまりは、
最大で5人のチームを組んで仕事に当たって貰いたいという何やら曰く在り気な条件付き。

早速、相棒のケルプと手分けして腕利きの泥棒仲間3人に電話をするドートマンダー。
(この時電話の向こう側で誘い出されることになる3人がしている事が、

3者3様かなり変わっていて爆笑せずにいられなかった。) ともあれ5人組は蠢き始める。
が、思うように事は運んでくれない。何故か?それは圧倒的にドートマンダーのツキがないからである。

ツキがない、ならばどうするのか?天才的な犯罪のプランを立て皮肉な運命を打ち破る。
彼らと対峙している依頼主であるアイコー小佐のキャラも良い。何よりも好きな物が、

自分が交渉をしている人間の身上調査書作成で、相手を知りたがり、又、支配したがる。
おまけに自分の故国がアフリカの小国である事を理由に何かと理由を付けては、

宝石奪還が無事に成功するまでの間の、週200ドルの必要経費の捻出さえ無理矢理抑えさせようとし、
ドートマンダーとぶつかる始末だし。それでも乗り掛かった船とでも言うべきか、

バラボモ・エメラルドの追跡を諦めようと、すればするほど、事態は転がり続け、
簡単にはヤマから下ろしては貰えなかったりする。なので、渋々、

愚痴も挟みつつ前進するより他ないドートマンダー強盗団。
中々入手困難な宝石を追い掛けて、あれこれ奇想天外な手を仕掛け続けるのだが、これが、実に破天荒!

しかも、携わる仲間も型破りなので、犯行現場は常にスリリング。
『なんでそうなるの!?』思わずツッコミを入れたり、余りの馬鹿さ加減に噴き出したりと、

読んでいるこちらを片時も飽きさせない。深夜の刑務所破りも、白昼堂々と乗り込む警察署突入も、
思いもよらない発想力で実現させてしまうので痛快だ。更には、一読しただけで怪しい、

遣り手弁護士も登場して来る。彼は果たして味方か敵か?どちらにせよ、
一味の運命を左右する存在になるのは間違いないのだが。さてはてドートマンダーは如何なる手段を使い、

次々襲い掛かる悪運を跳ね飛ばし、宝石の奪還に成功するのだろうか!?
めくるめくスペクタルを存分に堪能出来る、そんな一冊として、

心からオススメ致します。あ~、面白かった!!

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福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

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