観葉植物
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 【バスキア】 ジャン・ミシェル・バスキア
2008年12月28日 (日) | 編集 |
バスキア (角川文庫)バスキア (角川文庫)
(1997/09)
ジャン‐ミシェル バスキア日比野 克彦

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この本は1983年。アンディ・ウォーホールとの付き合いが動き出した頃の絵からはじまる。
私はバスキアが好きだ。それは彼に才能があるから、それだけの単純な理由。

普通、人がこんなにめちゃくちゃとも取れる色を塗ったり
線を描いたりしたら絵にならないと思う。それがバスキアならば絵になるのだ。

1983年、とっても自信に満ち溢れていて、バスキアの脳みそが、そのまま、映し出されている。
彼はどちらかと言うと数学的な絵描きだったと思うのだ。

もしくは、宇宙のなにものかを知っていた人の絵だと思う。言葉で言うと陳腐だが、そう思う。
そして、彼は母性の様なものを否定していたんじゃないかと思う。

女性の鼻が極度に塗りつぶされている絵から、私はそう感じずにはいられなかった。
悲しいが悪意のようなものが感じられる。

そして、彼は1984年頃にはもう、自分自身でバスキアを演じた絵を描いていたと思う。
愛を持って言いたいのだが、彼は自分の天才性を過信してしまったのだ。

いつの時代の天才の誰もがそうであった様に。

1987年。アンディ・ウォーホールが死んでからの絵は完全に悲しい。
「俺はバスキアだ、俺はバスキアだ!」と叫んでいる作品が多い。

けれど、その自分をもあざ笑っているのは
大冠をかぶった裸の王様に見て取れる、絵を描いているところにあると思う。

子どもの様にむじゃきに駆け抜けた彼の人生に、精一杯の生き様に
いつも問いかけられている様な気がするのだ。

彼より長く生きてしまった、私には、もう。彼の絵をなぞるしか出来ないけれど。
文字は文字として成立しない、彼の哲学が垣間見える偉大な本。

オバマ大統領が生まれた、今。
もう1度、自分が黒人である事とも戦い続けた彼のDNAと旅をしてみませんか?

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コメント
この記事へのコメント
日比野克彦氏は同郷の岐阜出身で作品や彼の高校時代の事を耳にすることがあり、親しみを感じます。
バスキアの事は詳しくは知りませんが、以前デザインを職としていた頃にデザイナー仲間から紹介されたことがあります。
ピカソ的なイメージで捉えていましたが、スプレーア−トの真髄を観たくなりました。
2008/12/28(日) 08:47:58 | URL | 風小僧 #-[ 編集]
風小僧さんへ
こんばんは♪

ご訪問頂きありがとうございます+.゜(n_n人)゜+.゜

コメント嬉しく思います◎


日比野克彦さんと同郷なんですね。

日比野さんのバスキアに対する解説が

とっても情熱的で、良くて。

素敵な方なんだろうな、と思っていましたら、こんなご縁が!

そうなんですね、私も親しみを覚えてしまいました。


風小僧さんはデザイナーもしていたんですね。

いつも美しい捉え方で世の中を見ている方だと

思っていましたがセンスの秘密が分かった様です。


是非、お手に取られて見て下さい。

バスキアはそのまま見たまま、その感情が伝わってくる。

そんなアーティストだと、私は思います。
2008/12/29(月) 00:25:10 | URL | ジーナフウガ #sAEroksE[ 編集]
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