【アイデン&ティティ】 みうらじゅん
![]() | アイデン&ティティ―24歳/27歳 (角川文庫) (1997/11) みうら じゅん 商品詳細を見る |
ロックンロールという音楽が好きな人全てに読んで欲しい一冊。
ある寝苦しい夜、窓の外から聞こえて来たヘタクソなハーモニカ♪。
夜中にうるせ〜な、誰だよ!?すると、旅人は言うんです。
『私の名前はボブ・ディラン。旅を続けてるんだ。今夜、泊めてくれないか?』ってね。
バンドでギターを弾いてる、主人公中島。
バンドはブームの波に乗って、メジャー・デビューは決まったけれど…。
俺は本当にこれでいいのか!?今やってる音楽が自分のやりたかった事なのか!?
ふと悩む瞬間がある訳です。その度毎に現れるディラン。静かに歌い掛けて来ます。
中島にしか聞こえない声や詞で。
それでも現実は裏腹で、甘い汁だって吸いたいから。ファンと火遊びしちゃ、虚しさを覚えて。
帰り道に立ち寄った、唯1人自分の理解者であると信じてる彼女の家。
『踊らされないようにしなさい、君は仮にもロック・ミュージシャンなんだから。』
浮気は見破られてます。まったくダメダメだなぁ、中島くん。
でも、理想と現実の間に揺れつつも、ロックやバンドを続けようと
必死に抵抗する中島くんの姿はカッコいいんです。
ボーカルがファンの子に刺されたり、
取材に来た記者が完全にこちらを馬鹿にした態度だったので喧嘩して、
挙げ句事務所をクビになったり。結構色々な目に合うけど、タフに乗り越えて行きます。
音楽に付きまとう光と闇。
心の葛藤などが、生々しく描かれているのは流石みうらじゅん!って感じです。
物語のクライマックスで、ジョンとヨーコの光に導かれた中島が
武道館のステージから彼女の姿を見つけるシーンに感動しました。
ロックや愛とは何か青いままストレートに問い掛けてくる傑作中の傑作です!!
田口トモロヲ監督での映画版もオススメです♪
◎過去書評にも気軽にコメント下さいませ。一冊の本について話が交わせる事を嬉しく思います◎
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COMMENT
亀レスになってすいませんm(__)m
みうらじゅんさん、作風幅広く奥深いですよね。
凄さを感じさせない、さりげない凄さが好きです。
コメントありがとうございました!!
イカ天の時代に本当にあった話みたいですね・・・ファンに刺されたとか。
>ロックンロールという音楽が好きな人全てに読んで欲しい一冊。
お勧めありがとう!映画とは違う展開みたいなので、読んでみます!!
いつも温かなコメントを下さり感謝しています+.゜(n_n人)゜+.゜
今週、個人的にですが少しばかり気が滅入る事が続いていた為
レスが大幅に遅くなってしまいました申し訳ありませんm(._.)m
アイデン&ティティの映画版も良いですよね\(*^∇^*)/♪
監督さんが、みうらじゅんさんの盟友田口トモロヲさんで、
田口さんもバンドマンだからこその、映画だった気がします。
イカ天時代の下りは、この漫画原作の方にも色濃くて、
そこら辺も楽しめると思います(*'ー'*)ノ
いつも僕のお勧めのポイントに触れて下さり感謝です!!
楽しまれてくださいね♪






