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【オテル モル】 栗田有起

オテルモル (集英社文庫 く 21-3)オテルモル (集英社文庫 く 21-3)
(2008/06)
栗田 有起

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とっても良い気分で読み通す事が出来た。この小説は優しい。新しい夜明け、すっきりとした目覚め。
人生は何度でもスタート地点に立つことが出来るんだって前向きなメッセージが込められている。

主人公希里がヘビーで切な過ぎる家庭の現実から逃がれる為、探し当てた仕事。
ホテルのフロント係。【オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン】。地下に建てられたホテルの名だ。

【ぐっすりもぐら】ではスタッフもお客様も一致団結して、安眠、快夢をつかまえようとしている。
みんなでおなじものを求めてるという一体感が大事。

オテルでは夢と現実が、意識と無意識が、個人と全体が、
同じひとつの時間の流れの中につながっている。

私生活と社会生活だって、ばらばらに存在している訳じゃない。

希里はオテルの外から内に、内から外に移動を繰り返す度に、変化し成長し続けて行く。
希里の呼吸とオテルの呼吸はクロスオーバーして。

最初は規則一点張りの厳しい気配が漂ってるスタッフ外山さんも、
臨機応変で柔軟な姿勢を見せ始め出したり。

最後、これから全てが再びスタートするってハッピーさが描かれているのに、光を感じました!
村上春樹さんの【アフターダーク】と合わせて読んで欲しい、大切な事が書かれた本。オススメです!!

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テーマ : オススメ本
ジャンル : 小説・文学

コメント

オテルモル、私も読みながらアフターダークを思い出してました。
大変なことも抱え込んだまま、それでも前に進める…
って感じられる、不思議な静けさがある本でした。
栗田有起さん、もっと読みたいな~。

Runさんへ

>Runさんへ
コメントいつもありがとうございます!!

夜への距離感の取り方が素晴らしい小説ですよね、
独特な渇き方が村上春樹さんを思わせて好きでしたので
共感して頂き嬉しいです☆。

まさに不思議な静けさって表現が
ピッタリの小説世界ですよね。

栗田さん、僕もファンになりました。
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福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

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