【石川くん】 枡野浩一
![]() | 石川くん (集英社文庫 ま 16-2) (2007/04) 枡野 浩一 商品詳細を見る |
石川啄木の作品だけではなく、啄木の生き方や、歌を詠んだ年齢に注目した
現代歌人の枡野浩一。この本で石川啄木は、枡野と年齢の近い短歌仲間「石川くん」。
明治時代の仲間の旧くなりつつある短歌を枡野風に訳した後、
いしかわくんに語り掛けていくという手法で構成されている
(例: 友達が俺よりえらく見える日は/花を買ったり/妻といちゃいちゃ)。
最初の内、とにかく徹底的にギャグとして語られる啄木。
うん、確かに教科書に載ってた石川啄木は遠い遠い存在でラクガキの対象でしかなかったから、
このやり方って全面的に僕には正しいと思った。ただ、啄木って、知れば知るほど随分、
身近に感じられる凄まじい内容を詠んで名を残してる訳だから。
啄木の事を余り知らなかったらしい枡野が中盤以降徐々に、
「じゃあ、石川くんって、どんな生活背景があって、こんな心象風景を詠んで遺したんだ!?」と
資料を読み進めて行くのも当然な気がする。
個人的には、この中盤以降歌人枡野から先輩啄木への
時空を超えたラブレターになっていってる感じの印象を受けた。
特に、連載から数年後に書かれた枡野から石川くんへの最後の手紙が素晴らしいです!!
面白いから是非、オススメです!!石川啄木への入門書としてもどうぞ。
◎過去書評にも気軽にコメント下さいませ。一冊の本について話が交わせる事を嬉しく思います◎
COMMENT
以前、ランキングについてお話してくださいましたよね。
あるサイトでふと、「トレビュー」に登録してみました。
きっと、フウガさんが勧めてくれなかったら、自分には関係ないものだったと思います。
まだ、使い方もよく理解しいないので、少しずつ頑張ってみます(^。^)
ランキングって、結構色々な角度から、現在の自分を確認させてくれる、そんな性質があるように思えるんです。。
ジーナフウガの場合はラブ&シェアと言いながら、そのラブが自惚れた自己愛に陥っていないか、人様とキチンと楽しみや喜びと言った+のエネルギーをシェア出来ているか、を確認させて貰っています。。出来ていない時は大体下がってしまってますしf^_^;。数字だからこそ見えてくる物、大切にしたいなぁ、と。
wazowazoさんの皆さんへの愛ある接され方や、何時でも知的好奇心のアンテナをワクワク広く伸ばされている所、素晴らしいなと常々感じさせて貰っているので、自分たちの意見が何か少しでもwazowazoさんのお役に立てたのであれば、喜ばしく感じます。。
お互いマイペースに楽しみながら進んで行きたいですね(^_-)-☆。。
『友がみなわれよりえらく見ゆる日よ・・・』
の歌、好きです。
いつも貧しい歌ばっかりなのかと思ってたので(失礼!)、妻のことが大好きでよかったねえ、と思ったのでした。
ほんとの啄木ってどんな人なんでしょう?
『石川くん』読んでみたくなりました!
僕も、この歌大好きなので、枡野さんの現代語訳は
爆笑でしたf^_^; 。。
石川くん、とっても読み易い分量なので、
是非、御時間あるときに手にとって見て下さいね!(*^-゜)v♪
ホント、関西弁のアクセントで、
「ちょ、ちょっと!いしかわく〜〜〜ん!?」
とツッコミ入れたくなる様なエピソードも出てきますし、
面白い本だと思います。。






