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緊張感を抱いて走れ【モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)】 伊坂幸太郎

モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)
(2008/10/15)
伊坂 幸太郎

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この小説には色々なヴアージョンがあると伝え聞いた中から、
漫画雑誌コミックモーニング掲載時の挿し絵付き完全版を選んで読んだ。

毎週少しずつの連載が、都合56話に振り分けられていたので、
手に汗を握る急展開に継ぐ急展開をハラハラドキドキしながらも、

『今日はもうここまで』と敢えて自分の逸る気持ちを押さえたり、
次の展開等を予測しながらの読書を楽しんだ。挿し絵も、

タッチが鋭く内容の興奮を2割程増してくれたと思う。それにしても毎度、毎度、
この作家の放つ殺し文句には心臓を撃ち抜かれてしまう自分が居る。

今回も唐突に見知らぬ男から主人公が『勇気はあるか?』と問い質される、
非常に日常離れしたシチュエーションに置かれることで読み手である我々は、一気に、

ヒリヒリした空気の中へと叩き込まれてしまう筈だ。主人公である、
ごく平凡なシステムエンジニアの会社員、渡辺拓海が住み暮らすのは、徴兵制が復活している近未来。

この世の中は更にネットを中心とした高度情報化社会になっている。
なので、渡辺が身に降りかかる危機を回避するツールも携帯に送られてくる占いメールだったりする。

渡辺の、信じる者は救われる的な態度は最初、浮気を疑う妻が雇った拷問のプロから彼を救い出し、
その後も休むことなく押し寄せ続ける幾多の不可解な事態、膨らみまくりの深刻な問題から、

渡辺を守るのだから不思議で面白かった。しかし、まあ、謎が謎を呼び、最後には、
この国を陰で動かしているシステムと対決する所まで問題点を解析した

渡辺拓海は勇気の人だと読んでも良いのではなかろうか!?
プラス登場をする毎に役割を加速させていく渡辺の妻・佳代子は、

隠れたMVPと呼ぶにふさわしいと、断然そう思う。
この物語の重要人物が掲げていたピース=平和について国とは、個人とは、等と考えてしまう傑作だった。

国政選挙の近づいている今だからこそ読んで欲しい一冊です!!

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【ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)】 三上延

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
(2012/06/21)
三上 延

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まずは一言。本当に抜群に面白かった!!人気シリーズは第3弾から、
ぐぐっと内容が核心に迫り始めた様に思われる。その位読み応えがあったし、

シリーズ未読の方には、3巻一気読みをお奨めしたくなる充実ぶりを
今回の作品は示しているように感じられさえする。

正直、前巻の内容も素晴らしかったのだけれど、本編を読む際のネタバレとなるような代物しか
僕には書くことが出来なかった。なので改めて、ビブリア古書堂シリーズを紹介出来る喜びに震えながら

紹介文を記しているのだ!プロローグを、今までのシリーズの流れからすると意外な、栞子の妹、
篠川文香が語りの担当者になっている所から意表を突かれた。(なるほど、そう来たか…)と

。文香の観察している主人公2人の関係性の捉え方に人間的なセンスの良さを感じ、
流石は古書探偵・篠川栞子の妹だと唸らせられた。特に、もう1人の主役・五浦大輔さえも、

文香の眼には戦士みたいな体つきのくせに、性格はなんか侍従っぽいと容赦ない判定を下すので、自然と、
2人のシリーズ上の微妙な距離感を知る読者は微笑せずにはいられないはずだ!?

全くそれにしても、ビブリア古書堂シリーズは、登場人物の日常に於て古書が、
どの様な立ち位置に据えられているかをスッと描いてくれる。

ので、気付いた時には、無性にその本が読みたくなる。本読みにとっては、
魔性さえ孕んでいるといっても過言ではない。個人的には、第二話で常連客がおぼろ気な記憶から

捜索依頼を出してきた『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』に胸を打たれた。
母娘の近親憎悪で絡まった糸を、古書探偵・篠川栞子が快刀乱麻の働きで一件落着させる筋書きに

人間臭さを覚えた。栞子が事件を解決する毎にシリーズ最大の謎である、失踪した栞子の母親、
篠川智恵子の足跡が、かって智恵子と何らかの接触を持った関係者から得られる情報により、

栞子と大輔の日常に炙り出されて来る点も、今後の展開から余計に目が離せない要素だろう!!
シリーズは続いていく…。

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≪O型・おひつじ座≫≪1979・3・26生まれ≫≪持病・バセドウ氏病≫

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作家:よしもとばなな・吉本隆明・田口ランディ・西原理恵子・角田光代・山崎ナオコーラ 音楽:THE BLUE HEARTS・大貫妙子・松任谷由実・池田綾子・S.E.N.S 画家:デナリ・ダリ・シャガール・バスキア 映画:アマデウス・サイダーハウス・ルール・ハリーとトント・めがね・ビリー・ワイルダー 落語:立川談春

福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

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