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【ユタとふしぎな仲間たち】 三浦哲郎

ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫)ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫)
(1984/09)
三浦 哲郎

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この本、いつもお世話になっています、YO-SHIさんからオススメ頂きました。
本当にありがとうございます<(_ _)>

この本で泣けないなんて嘘だー。数ページ読んだだけで涙が溢れてくるのだ。
ユタ君が東京からいなかにやってきた。いなかに馴染めずイジイジしている様子など、

まるで思春期の自分をみているようで、そのひとつひとつが愛おしかった。
村の寅吉おじちゃんの助言が今の私にでも、響いて来て良かった。

会話全部が見逃せない大切なことを書いている。
大人の私が子供のぼくから、学ぶことがたくさんあって凄いのだ。

歴史的な背景や悲しい現実の話し、物語りがしっかりあって内容も深い。
巻き起こる「ふしぎ」な話もみものです。どんなふしぎかは、見てのお楽しみ♪

さわやかな風が吹き抜ける、そんな感動ストーリー。この夏の空前のヒットかも?!

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テーマ : オススメ本
ジャンル : 小説・文学

【DIVE!!〈2〉スワンダイブ】 森絵都

DIVE!!〈2〉スワンダイブDIVE!!〈2〉スワンダイブ
(2000/12)
森 絵都

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第1作目では、ダイビング・クラブで、通常行われている練習風景や、
各練習生の紹介に大半のページを割いていた作品も、2作目となると、

主要ダイバー3人に焦点が絞られて行きます。総合コーチを父に持つ、
サラブレッドで天才肌の高校生要一。中学生ながら【ダイヤモンドアイズ】と呼ばれる、

驚異的な動体視力に磨きを掛け高難度の技【前宙返り3回半抱え型】の習得に成功した
知季(ともき)。そして最後に、津軽の荒海に、ダイブすることにのみ興味を持っていた

高2の沖津飛沫。彼だけは、自分の意志で飛び込み競技を選んだ訳ではなく、
敏腕コーチ麻木夏陽子(あさきかよこ)との、特別な契約によって、

練習及び大会への参加を義務づけられている。そもそも飛沫は何故、今まで、
飛び込み台からプールへではなく、断崖絶壁から津軽の海を目掛け、

飛び込まなければならなかったのだろうか!?。そんな謎や疑問が
少しずつ、少しずつ氷解する様子を読むのが、2巻最大の魅力だと思う。

他にも惹き付けられる理由として、飛び込み競技で披露される美がある。
ダイバーの発揮する美とは、指先一本から爪先に至るまで、強い意思の力で、

己を抑制出来た者のみが持つ事を、許されるのだ。
1巻で知季に、2巻で飛沫に、当てられたスポットライト。

だが、現在まで実力的にオリンピック候補の位置に1番近い
天才・要一がメインの話は未だされていない。第3巻も楽しみだ!

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【DIVE!!〈1〉前宙返り3回半抱え型】 森絵都

DIVE!!〈1〉前宙返り3回半抱え型DIVE!!〈1〉前宙返り3回半抱え型
(2000/04)
森 絵都

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小学生の頃1度だけ、通っていたスイミングスクールの屋外用飛び込み台に登ったことがある。
それも、競技に使用される10mのでなく、半分の5mの高さなのだが…。

圧倒的な恐怖感が襲って来て、手すりを必死に握りしめてるだけで精一杯だった。
それだけに、ダイビング選手の日々視ている世界が赤裸々に綴られた、

この本にはとても魅せられた。入水をしくじると容赦なく体を傷めつけてくる、水に対しての恐怖。
その反面、キチンと綺麗な入水が出来た時には、

水が自分を包み込んでくれる様な安心感と爽快感も得られるのだ。
10mもの高さから、時速60kmで飛ぶ、演技時間たったの、1.4秒の競技の為に、

黙々と練習に打ち込む、主人公で中学生の知季。けれど、大手スポーツ用品会社の、
先代社長の肝いりで創設された、ダイビング・クラブも主力選手と呼べるのは、

高校生の要一くらいなもので…。何時、廃部の危機に晒されるか知れたもんじゃない!。
そんな時、突如現れた謎の女性コーチ。彼女は

『あなた達の中から、選抜した選手をオリンピックに出場させる、それが、クラブ存続の条件。』
と宣言する。果たして彼女は何者なのか?そしてオリンピックへの秘策とは一体…!?。

中学生の知季たちの思春期ならではの妬みや友情の亀裂などの後、
一秒一瞬に己の全てを賭ける道を選択した知季の姿が切ないです。

第三のダイバーとして登場してくる、伝説のダイバーの孫沖津飛沫の野生味も加わって、
徐々に動きを見せ始めるストーリー。夏休み、部活の思い出がある人も、ない人も、

満足させられるだけの抜群な面白さをもった本です!

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【逃亡くそたわけ】 絲山秋子

逃亡くそたわけ (講談社文庫)逃亡くそたわけ (講談社文庫)
(2007/08/11)
絲山 秋子

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21才の夏は一度しかない!その夏が、あたしの夏が、なんにもないまま終わってしまう!!!
それだけは嫌だ!という単純明快な理由で精神病院からの脱出を決意した、花ちゃん。

ホントは一人で逃げるつもりだったけれど、病院の中庭で悲しげな顔して猫と遊んでいた
「なごやん」を目撃し、勢いと弾みで「一緒に逃げよう!」と声をかけてしまう。

かくして、なごやんの愛車【広島のメルセデス】ことルーチェでの逃走劇が始まるのだが、
東京オタクのなごやんが、『九州の観光地』には一切行ったことがないことが判明し、

車は本州方面に行くのを止め、ひたすら九州を南下する道を選ぶのだった。
BGMにはTheピーズの『どこにも帰らない』のカセットをエンドレスで鳴らして。

切ないなぁ、と感じたのが、病院で処方される劇薬が、自分を廃人に変えてしまう、
と信じ切っている花ちゃんが、それでも、なごやんの社宅に残っていた向精神薬の中から、

躁病の自分にも効果のある薬を選り分け、『薬が完全に無くなった場合、幻聴だけでなくて、
幻覚が出て来てしまう』。それほど自分の状態が、酷いって分かっていながらも、

迷わず逃亡をする点だ。このロードノベル。一見、花ちゃんの態度がハイパーがつく位陽気で、
ぶっ飛んでいるし、優柔不断で頼りなげに見えるなごやんも、相棒のイケイケな態度に感化され、

平気で畑に忍び込み、キュウリやトマトを泥棒したりしてるしで、
2人して善悪の判断に赤ランプが点灯しまくりの旅を繰り広げる訳だけれども。その根底には、

とっても純粋無垢な精神を持っている人、ならではの危うさも、時々顔を覗かせてくるのだ。
名古屋人として生まれて来た自分はコンプレックスの塊だ!というなごやん。

花ちゃんにしたって、出来心でした自殺未遂のせいで、通っている大学
(ちなみに筆者も同じ大学出身です)の友達連中や恋人から距離を置かれ、

一人ぽっち状態だし・・・。不自然な2人の自然で健全な珍道中は続く。
なごやんが、慶応大学出身なのに、福澤諭吉が大分県中津市の出身であった事をしらなかったり、

花ちゃんが旅の疲れと、湯のぼせで、ぶっ倒れる別府。そして阿蘇では、なごやんの口から

『実は最近、阿蘇山の火口に飛びこんで自殺したかったんだよね、
実際に火口の深さを見てみると、とてもじゃないけど無理だな・・・。』と衝撃の告白があったり。。

いよいよ、花ちゃんの幻覚が始まり出し、難儀していた所に現れた、訳の分からない、クリニック。
何処なのかさえ分からない山中に、デーンと現れた、救世主の様なクリニック、

での花ちゃんの会話や、なごやんの病巣を一喝した医者の威厳ある態度が良かった。
その後も薬を頼りに逃避行を続ける2人。花ちゃんが正気の時に思う、病気への正直な思いが、

何ともいえずリアルで、さりげない分胸に響いた。

『いつまでこの声は聞こえるのだろう。いつまであたしはこの病気と
つき合わなければいけないのだろう。あたしはやっぱりテトロピンを処方してもらった方が

良かったんだろうか。ぐったりするような劇薬を飲まなければならないほど,
いけない病気なんだろうか。』『ねぇなごやん、悲しかね、頭のおかしかちうことは』

ラスト付近のTheピーズのバラードと、逃避行の最後の最後の、
なごやんが叫ぶ一言が堪らなく泣けます。是非、この物語の渦に身を任せてみて下さい!!

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【じつは、わたくしこういうものです】 クラフト・エヴィング商會

じつは、わたくしこういうものですじつは、わたくしこういうものです
(2002/02)
クラフト・エヴィング商會

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靴造りに靴職人さん、パン造りにパン職人さんが居るように、
吉田篤弘、吉田浩美夫妻のユニットである、クラフトエヴィング商會は

『本造り専門、本職人』だと思う。今回、本職人さんが丹精込めて拵えた本には、
世界の神秘を生業としている18組の職人さん達が登場し、

己の仕事にまつわる様々な事象を語っていく、そんな構成になっている。
職種も、職場も、実に様々なら、匠達の、世界とのアプローチの仕方も、人それぞれで面白い。

冬の間、しかも、夜間のみ開館する、その名も<冬眠図書館>。そこで司書として働く傍ら、
お客様に提供する、『シチュー当番』担当もしている、羽深月子さん。

冬の夜むしょうに本が読みたくなる、わかるなぁ…。
図書館とシチューの組み合わせも、意表を突かれたけど、想像してみたら抜群な相性に思える!

匠達はまた、独特の、人生観や職業観を持つ人達ばかりで、味わい深い名言を堪能出来た。
たったの一跨ぎで、地球の裏側まで行ける「七里靴」を使い、

真昼に「月光売り」をする、『月光密売人』の小栗六郎さん。
『月の光を手で包み込んでいますと、張りつめた気持ちが、ゆっくりほどけてゆきます。

この、ほのかなあたたかさがいいんです』杯に映した月を掌で愛でる、
その顔写真が何とも言えず、良かった!。

「一枚の落ち葉のための音楽」を奏でる秒針音楽師、若林弓子さんの呟き、
『小さな音を聴こうとするとき、人は誰もが、少しだけ優しく謙虚な姿勢になるのではないでしょうか。

少なくとも攻撃的ではありませんよね』小さな物に宿る無限を見つめる、
若林さんの透明な視点、見習いたいと思う。

その他にも『いま自分はどんな<場所>に立っているのか?気になりませんか?』問い掛けてくる、
『地暦測量士』の相川周一さんや、毎晩、コーヒー豆相手に、

御自慢のバリトン・ボイスで世界の文豪たちの作品を朗読して聴かせ
豆に低音の旨みを浸透させるという『バリトン・カフェ』の志村仁太郎さん等々、

ユニークかつ、チャーミングな匠達の個性と、プロ意識を知ることが出来る素晴らしい本。
写真や装丁など細部に至るまで、キチンと気持ちの行き届いた仕上がりなのも魅力的だ。

柔軟で自由な発想と真剣な遊び心満載の、この一冊を是非お手に取られて見て下さいませ!!

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【バンド・オブ・ザ・ナイト】 中島らも

バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫)バンド・オブ・ザ・ナイト (講談社文庫)
(2004/02)
中島 らも

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酒に生き、酒で逝った中島らもの最低で最高な大傑作。
らもさんの数ある著作の中でも、特に好き。

サービス精神旺盛で、いつも万人に向けたエンターテイメントを発表しては、
楽しませてくれた人が、思い切り赤裸々で身も蓋もない、

賛否両論真っ二つに割れるような作品を書き上げた!
その事実に多少戸惑いながらも、とても酩酊状態の最中に書いたとは思えない、

圧倒的に美しい散文の洪水には心底痺れさせられた。
作家、中島らもが誕生するまでの乱行と乱交で迷走する日々。

ある意味、これはデカダンな青春小説なのかも知れない。
会社を辞め、「フーテン」に逆戻りした、作者の分身である、大島。

クスリによるクスリの為の生活が始まった。薬物中毒連中=ジャンキーに、
ヘル・ハウスと命名された自宅には、「万引き」を職業にしている者や、

壊れたギターを出鱈目に掻き鳴らす、ノイズミュージシャンのモヒカン青年、
年がら年中問題だらけなのに、『ノー・プロブレム』が口癖の陽気な外国人、

などが気ままに居候を決め込んでいる。そこにいる誰もが、ならず者からも脱落している、
なれず者。バンドを組み、やっとの思いで、自主製作レコードの録音を終えた、

主人公の大島にしても、一晩を共にした女の子に、レコードのプレス費用を、
そっくり持ち逃げされてる始末だし…。そんな無頼で自堕落な日々への様々な思いが、

ぐるんぐるん脳ミソを掻き回し、そこから散文が溢れ滲み出す…。
『炎で焼かれた文字、判読不明の、山と海にはさみうちにされた街、神戸の街角、

京都の百万遍、大阪のじゃんじゃん横丁、途方に暮れる四つ角、
何者でもないおれと発狂するDNAと「コショウを回して下さい」と乾電池をなめた味、』

といった具合に。逝った具合に。それでも、生き延びようとコピーライター養成講座に
通う大島がいじましい。ある時代の、ある街角に、実際に存在した、ある痛み。

生き苦しさ、息難さ、それでも生きていたいミノムシ。十字路。
祈りながら倒れた人の胸に刻み込まれたのは生存許可届け。

職安で尋ねられた『君の特技は?』『物を書くこと、詩や散文を』アーメン、合掌、合唱、ハレルヤ!
この小説が、中島らもの実体験を基に書かれたものだけに、ヘル・ハウスの人々が、

一人、また一人と気配を消していくのが切ない。そして、最後『おれは吐く。君のために。』
サバイブする大島の、クスリと手を切る時の描写には堪らなく込み上げて来る物を覚えました。

誰にでもオススメ出来る内容ではないけれど、
このレビューの締めとして中島らもが晩年やっと辿り着いた、

ロック・ミュージシャンとしての生き方から詩を引用します。ピン!と来た方は是非この小説を!!

『君がイイ奴で、だからダメな奴で、自分が何者なのか、
ぜんぜんわからなくても!?いいんだぜ、いいんだぜ』

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【泣けない魚たち】 阿部夏丸

泣けない魚たち泣けない魚たち
(1995/05)
阿部 夏丸

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この短編集は、夏の日の光景と遥か遠い記憶を、目の前にハッキリ呼び覚ましてくれた!
何と言っても、作者である阿部さんの文章のリズムや表現の仕方が子供の息遣いそのもので、

『僕の心はうきうきとはずんだ』とか、『ナマズは、ぐるんぐるんと勢いよく回ったが』とかの、
文章を目にする内に、自分自身子供に戻って、一緒に遊んでいるかの様な、

不思議な感じさえして来たのだ…。そうそう、夏休みはザリガニを釣ったり、
隠れ家造りに精を出したりしたよなぁ…。うん、普段、子供からだけじゃなく、

周りの大人たちからも恐れられてるオヤジって、何故か気紛れに、
子供の遊びに入って来たり、した、うん。その癖に周りに大人も居る場所では何喰わぬ顔して、

何時も通りに威張ってんの!あれも混乱させられたっけ…。と、大いに共感した【かいぼり】。
故郷の川で泳いだり、遊んだり出来なくなった時の事も思い出しました。

鮎の川からやってきた転校生こうすけと、さとるの秘密の友情に触れて、
自分にも、そんな風に秘密の友情で、クラスの荷物的な存在だった自分を、

内緒で助けてくれてた友達がいたな、中学の時引っ越したけど、どうしてるかな今頃…。
と、思い出させてくれたタイトル作【泣けない魚たち】。

何故、泣かないでなく、泣けない、なのかに、深い意味合いを感じました!。
今回、これから夏本番の時期に読んだ事で、気持ちをグーッと鷲掴みされ、

書いても、書いても、書き切れない、それ位のめり込みました。
とにかくオススメの本です、是非あなたも、体感されてみて下さい!

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【刑事コロンボ 完全版(1)】 ピーター・フォーク

刑事コロンボ 完全版(1) [DVD]刑事コロンボ 完全版(1) [DVD]
(2005/01/01)
ピーター・フォーク

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本カフェ】のメンバー、あがささんから、お借りしました、このDVD。
今までミステリ系作品を殆ど読んだ事がないので、入門編として、ありがたく視聴させてもらいました。

コロンボのシリーズ、なんと42年も前に始まっていたんですね!
そんな長期間に渡り、人気を維持している、凄い事だと思います。

コロンボ警部を演じるピーター・フォークの役作りの仕方も凄いと思いました。
第1話での冴えない感じを強調する為、初回の小道具レインコートを、屋外、屋内関係なく、

四六時中着せていますし、カミさんや、親戚の話を会話の糸口に、
犯人の懐深く潜り込む捜査方法が第2話目にして、出来上がっている。

コロンボの、人物設定を、時には視聴者さえも油断させるような、冴えない風貌で、
何処か憎めない、お喋りな田舎刑事風にしたのも、

物語の後半、恐い位の執念で犯人を落としに掛かる時のコロンボとのギャップが際立ち、
ぐいぐいと話に引き込まれました!!。精神分析医の犯人に、

普段は隠しているコロンボの内面を精神鑑定されるシーンや、
犯人から市警察に、圧力を掛けられ、捜査から外されても、共犯者の所へと顔を出し、

最終的に、思いもよらない大逆転の発想で逮捕へと至るのが強烈な印象を残した第1話。

完璧に振る舞う女性弁護士の態度に、逆に不審点を抱き、少しずつ、少しずつ追い詰めるも、
逮捕となるまでの物的証拠がない。さて、果たしてどうなる…。と、固唾を飲んで見守ると…。

犯人が最も執着する物を逆手に取って見事な逮捕劇を見せてくれ、爽快感すら覚える第2話。
夢中になりました!!それにしても、このコロンボ・シリーズの手法が、

『古畑任三郎』として踏襲される訳だから、偉大なる原点を見た気がします!。
ミステリ、これから、ハマりそうです!!。

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【すみれの花の砂糖づけ】 江國香織

すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)
(2002/11)
江國 香織

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タイトルも装丁も詩も全部、夢の様な一冊。大人の女性のための光り輝く本、そんな感じです。
江國さんの詩は肩肘張ってないのに、しっかりと自立していて、なのに柔らかい。

トーストの上のバターの様にやさしい。忠実に心にしみてくる。
新しい風が吹き込んでくる様に、今までにあったようでなかった言葉の言い回し。

今、私は30歳で独身ではない。そんな立場を不自由ととらえず、
むしろ大人の自由として捉え幸せをすとんと描く。一見、わがままに見えるのに、

江國さんの可愛らしさが加われば、それは少女の様な視点になる。
大人の中の少女性。とにかく読むと、自由になっていく。大人のための詩集、すごく良いです。

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【沖で待つ】 絲山秋子

沖で待つ (文春文庫)沖で待つ (文春文庫)
(2009/02)
絲山 秋子

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【沖で待つ】で芥川賞の受賞が決まった時、著者である絲山さんは
『働く現場をうまく書くための入り口にようやく差し掛かったかな、という感じ』と感想を語ったそうだ。

その言葉を絲山さん関連のサイトで目にした時、『これは読まねば!』と強く感じた。
以前、【海の仙人】【ニート】と続けて読んだ時、

『この作家さんには明確に、書きたい世界が在るのだな。』
読み手の側にヒリヒリと伝わって来る鋭い文章から受けたのを、ハッキリと覚えていたからだ。

それは、現代人の胸の内側、建前の奥に眠る本音、社会の気配の裏表に、耳を澄まし、
目を凝らす、という作家の強い決意表明の様な物、なのだろう。

誠実な姿勢に深く共感したのだ。新聞やテレビは、最新の情報として、ニュースを報道する。
しかし、評論家にせよ、コメンテーターたちにせよ、社会の問題とは言えても、

コメントを述べる自分が、現代人の何処ら辺に立って意見を発表しているか、が感じられないので、
こちらにはイマイチ言葉や声が響かない。

その点で長い間、より身近な現代の現場から届いた響く言葉を探していた。
そこに、この『沖で待つ』が持つ、限りなくリアルに接近して書かれた言葉は、

実に心地良く響いた!!『男女雇用機会均等法』が施行されて数年後、新卒社会人として、
『女性総合職』として働く事になった主人公の及川さんと、同僚の牧原太くん。

赴任先は未知の都市、福岡市。男性社員には、お味噌的な扱いをされ凹み、
地元採用の女性事務員たちにも、『よそ者』に対する溝を感じて…。

それでも、愛されるキャラな牧原くんが『太っちゃん』のアダ名を付けられた頃から、
及川さんも福岡支社の仲間と打ち溶けて行き、特に『太っちゃん』とは親友で戦友な間柄に。

この男女の微妙な距離感や、友情の密度が、
『どちらかが先に死んだら、お互いPCに隠してある筈な秘密を責任持って消そう!』

不思議な約束になって残ります。しかも冒頭、『太っちゃん』は、幽霊として現れます、って、何故!?
果たして、秘密とは何なのか?『沖で待つ』の意味は?仕事を始めたての頃に特有の、

青々とした不安や喜びを共有する仲間意識が、清々しく描かれています!
同時収録の『勤労感謝の日』での赤裸々な女2人飲みでの弾けっぷり。

都知事で、芥川賞選考委員もされてる某氏を徹底的におちょくった、
『みなみのしまのぶんたろう』も、強烈に面白い作品ですので、お得感たっぷりな文庫本として、

大オススメします!

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プロフィール

花房雨

Author:花房雨
藤長聖子です。

皆様、お友達になって下さいね。お声かけてくれたら嬉しいです。
初めてこのブログを読まれる方は、こちらから読まれてくださいね。

【ラブ&シェアについて】親愛なる皆様へ

【藤長聖子のプロフィール】

≪O型・おひつじ座≫≪1979・3・26生まれ≫≪持病・バセドウ氏病≫

≪好きな人たち↓≫

作家:よしもとばなな・吉本隆明・田口ランディ・西原理恵子・角田光代・山崎ナオコーラ 音楽:THE BLUE HEARTS・大貫妙子・松任谷由実・池田綾子・S.E.N.S 画家:デナリ・ダリ・シャガール・バスキア 映画:アマデウス・サイダーハウス・ルール・ハリーとトント・めがね・ビリー・ワイルダー 落語:立川談春

福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

◎このブログ・私たちは著作権を放棄しておりません◎

イラスト等を使用されたい場合はメールにてご連絡下さいませ♪

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