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【井伏鱒二全詩集】 井伏鱒二

井伏鱒二全詩集 (岩波文庫)井伏鱒二全詩集 (岩波文庫)
(2004/07)
井伏 鱒二

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まず最初に井伏鱒二さんの名前を知ったのは小学生の頃。
文庫で読んだ『ドリトル先生航海記』の翻訳者として。イブセマスジ。名の響きから、脳裏にポカンと。うれしげに鱒を燻す爺さんの姿が浮かび、何やら愉快な気持ちになった。

次に顔と作品を知ったのが国語の教科書に載ってた『山椒魚』と作者の顔写真。
お地蔵様の如き真ん丸穏やかな風貌と、飄々とした作風に痺れた!!…はずなのに。
何故かその後、長い間存在を忘れてしまっていた。そんな時、深夜に偶然付けた教育テレビ。

日本の名詩の特集で井伏さんが詩人でもあった事を知る。
ハナニアラシノタトヘモアルゾ/サヨナラダケガ人生ダ』。
誰もが何処かで、一度は耳にした事があるだろうと思える位、有名なフレーズ。

これは。中国が唐帝国だった時代の漢詩『勧酒』を、
現代に住む僕たちにもピンと来るように翻訳してくれた中の一節が、
いつの間にか口から口へと伝わって来たものらしい。

詩人としても、さらり、凄い事してるんだなぁ井伏さん。ビックリしながら番組を見ていると。
他の翻訳でも、阿佐ヶ谷辺りで大酒呑んだ、とか漢詩の世界をググッと身近な風景にまで
引き寄せてくれていた。再度感動し、翌朝。早速本屋へ詩集を買いに。

購入直後、近くの公園のベンチで貪り読んだ。詩集でゲラゲラ笑ったのは初めてかも知れない。
ユーモアに富んでいて、チャーミングなやり方で世界を笑い飛ばす、
とにかく素晴らしいのだ!!。天才バカボンのパパの金言、『これでいいのだ』の様に。

人間の本来的に持つ孤独感を深い所まで観察した上で受け入れ、
誰にでも通じる言葉にして書く井伏鱒二さん。読んでいて元気になります、
一度読んでみて下さいね!!特に。詩人の視点だからこそ目にしたと思われる、
電車の中で突然アゴが外れてしまった男の事についての詩『顎』がお奨めです。

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