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【君へ。-つたえたい気持ち三十七話】 高橋源一郎他

君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス)君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス)
(2004/03/26)
有栖川 有栖村山 由佳

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五木寛之宮本輝の大ベテランから、森絵都村山由佳ら人気作家、
果ては鴻上尚史松尾スズキと言った独特のエッセイが評判の人まで超豪華執筆陣
三十七人が【コミュニケーション】をテーマに書き上げた三十七話。

1人につき5ページで、これだけ一言が胸に残る文章を書けるんだなぁ、と。
改めて作家の方々の持つ素晴らしい筆力と着眼点に感動。特に山本文緒初め数人が、
バーチャルだと言われているネットやメールにこそ普段は隠れている、
その人本来の人間性が現れて来るのではないか、と言う考え方をしているのが興味深く感じられた。

発信の仕方一つで、伝わり方は全然違う。声も言葉も。電話が携帯に。
手紙からファックスやメールへ。話す事、書く事。方法も手段も、
日進月歩で多種多様になって行く世の中。 だからこそ、

『だれかと、どこかでつながっているのだと実感する感覚を大事にしたい』と書く角田光代の姿勢や、
高橋源一郎と母親のファックスにまつわるエピソードでの、一言の重み。
心にジンと染みた。いい本です!!

◎過去書評にも気軽にコメント下さいませ。一冊の本について話が交わせる事を嬉しく思います◎

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【日本文学盛衰史】 高橋源一郎

日本文学盛衰史日本文学盛衰史
(2001/06)
高橋 源一郎

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タイトルに惹かれ、初めて読んだ高橋源一郎さんの小説。
高橋さんの正体って実は真面目で純情な文学者だったのね!と驚いた。

大勢の文士たちが【日本文学】の成立の為に奔走した明治と、
文学がすっかり衰退してしまった現代の日本とを、時空を越えてコラボさせちゃうんだもんなぁ。

こうしてある事で、現国の授業のおまけ、位にしか扱われてなかった作家達から古臭さは消えるし、
果たして彼らが何を考えて文学と向き合って来たか等もくっきりと見えて来る。

自然主義って言うのは何だったのか!?とか。流れで田山花袋にはAV監督させるし
石川啄木に至っては借金を重ねちゃ、伝言ダイヤルに注ぎ込んで挙げ句

ブルセラショップの店長にまで身をやつす始末で。
高橋さん一流の徹底的な妄想力には笑わせてもらった。勿論、ギャグばかりではなくて。

夏目漱石の作品に多く見られる謎解きにも現代からの視点で挑戦している。
この、作家たちを制限された時代環境から解放し、問題意識だけを現代に持ち込むやり方。

高橋さんが先人たちへ敬意を払いつつも、
同じ文学者としてガチンコで勝負しようとしてる覚悟のようなものが伝わって来た。凄い!

日本文学って飛び切り魅力的で面白い世界なんだなぁ。
そして、日本文学の、新たな可能性を提示して見せてくれた高橋さん。感服致しました!。

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作家:よしもとばなな・吉本隆明・田口ランディ・西原理恵子・角田光代・山崎ナオコーラ 音楽:THE BLUE HEARTS・大貫妙子・松任谷由実・池田綾子・S.E.N.S 画家:デナリ・ダリ・シャガール・バスキア 映画:アマデウス・サイダーハウス・ルール・ハリーとトント・めがね・ビリー・ワイルダー 落語:立川談春

福岡県在住・紅茶と猫と読書・イラスト描くこと・文章・詩を書くのが好きです☆

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